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売れない商品は捨てろ!
っていうのは正直言いすぎなんですけど、
今回はリアル店舗での商品の選択についてのお話です。
小売業である状態っていうのは
お客様に一番近いマーケットの最底辺です。
特にリアル店舗で、
資金力がない段階で利益を回収するには
売れる商品に乗っかり、
売れない商品は捨てていくという考え方が効果的な場合があります。
結局のところ、小売業っていうのはマーケット全体ではザコキャラみたいなもんで、
他人のふんどしで利益をあげるということが
汚いと感じるかもしれませんが、揺るがない事実なわけです。
これはアフィリエイトと変わらないですね。
売れない商品を売ろうとするのは
下りのエスカレーターをかけあがろうとするようなもので
それはそれは悲惨としかいいようがありません。
例えば、
店の売り上げが悪いときに、
焦って、取り扱う商品タイトルを増やすアクションを取る店が
意外に多かったりするんだけど、これは得策とはいえない。
仕入れ代が加速して、その仕入れに対する利益が大して伸びずに
よりいっそうキツイ状況になるわけです。
ジーククローネとか売ってる店は、いろんな事情があるんでしょうけど、なんで仕入れたの?って思いますね。特に事情がなかったとしたら、馬鹿としかいいようがないですね。
あんなくそつまらな(中略)
店の売り上げが悪いときほど、
利益を出してない商品はどれかを考えて、
バンバン削って、店を尖らせていくのが得策なわけです。
例えば、遊戯王だけ売ってる店があったとしたら、
遊戯王だけは圧倒的な品揃えにすることで、
遊戯王専門店として、尖った店となり、付加価値やブランドがつく
ということもあります。
またリアル店舗では売る商品だけではなく、
売るエリアも絞れ!ということがいわれています。
自分の店周辺の地元客の圧倒的シェアを取ることを意識するのが一般的です。
ただこれはリアル店舗でのお話で、
こういったちょっと勉強してる人にとって今まで常識だった経営法則はもう古いかもしれません。
ネットショップを使うと、この考え方は無意味になります。
ヤフー、楽天のようなモールタイプの店の場合はリアル店舗と割と近い感覚があり、
商品を絞ることが有効になることがありますが、
アマゾンの場合は、売れるものならなんでも、出品した方が良いです。
アマゾンの場合はモールタイプのショッピングサイトと違って、
意味が伝わりにくいかもしれませんが、
圧倒的な品揃えの店の中の商品ページに便乗出品するといった感じなんです。
全部なんでも揃ってるのがデフォな状態の店に乗っかる感じ。
商品を絞るという考え方が無意味になります。
また売る地域を絞る意味もありません。
ネットショップは全世界に発送するのがデフォです。
こういったことも、自分がネットショップからの開業・起業を薦めている理由です。
カードゲームならなんでもあります!
という状態を作るのは資金力がついてからやりましょう。
今日はここまで
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